【速報】こマ!? 孤児だった俺が、殺人ウイルスの蔓延した世界で救世主を目指すことになったんだが!?



近未来SF、骨太な世界観が魅力



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本作、題名が長く読みにくいですが中身はとても濃厚です。まず、本作の舞台はHKVという罹患し発症すれば必ず死に至る恐ろしいウイルスが流行した未来の(恐らくは)地球です。

HKVに対する対策として、脳のデータを人造人間にインプットさせて生きながらえる方法が示されましたが、その方法を提案した帝国は人造人間化した国民を強い支配下に置きそれに対し国民も奇妙なまでに従順です。

それに対し、「ヒトならざるもの」になることでHKVの発症を避けようとするレジスタンス組織が現れました。

HKVも人造人間化技術も帝国による陰謀と主張し反帝国運動を行っています。

物語は、題名にもあるようにとある三人の孤児の視点で進みます。

戦争などの影響で親を亡くした三人の子供たちは、心の拠り所にしていた孤児院も帝国軍に焼かれてしまいます。時折残酷な描写もあります、

無事「ヒトならざるもの」セリアンスロープになった三人が、どう世界の救世主を目指すのか、その成長譚の側面もあり、壮大なSFの側面もあり、三人の過去とも向き合う物語であると感じます。

まだすべて読み切れたわけではないのですが、とてもおすすめです!

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