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ほのぼの日常に癒される「少女「……」ウェルカム」

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画像: 少女「……」ウェルカム/エブリスタ とにかくかわいい。少女がかわいい。 今回ご紹介するのは、ほのぼの系台本形式の連作短編です。 その名も 「少女「……」ウェルカム」 登場人物はカフェを営む「店主」、可愛い女の子の「少女」、カフェに来る客の「男性客」、女の子に目がなくちょっと危険な(笑)「女性客」など一般名詞の人々です。 あ、店主の腐れ縁の「友人」忘れてましたw カフェの手伝いをする少女(しょうちゃん、とかおちびちゃん、とか呼ばれてるらしい)は基本無口で、顔でなにかを訴えるのですが、長い付き合いの店主がいちいち解読して説明してくれます(´ω`*) あと腐れ縁の友人はカフェの倉庫(?)を自分の物置き場みたいに使っており(どんな関係なんだ(笑))得体のしれないものが倉庫からでてきて事件(といっても微笑ましいもの)に発展したりします(ノ∀`♥) 女性客は基本社畜なのか疲れ果てており、少女への癒しを求めて来店しますが、少女への愛がおおきすぎるあまりよくポリスを呼ばれます。端的にいうとロリコン? とにもかくにも、どこかの路地裏に、あなたの家の近所にあるかもしれない儲かってなさそうなカフェで、店主とその仲間たちがドタバタとにかく楽しそうなのです。 何も考えずにとりあえず笑ってほのぼのして友人が格闘ゲームでボロ負けするのを読んでいたいって方にとてもおすすめです('ω') 三 ( ε: ) 三 (. .) 三 ( :з ) 三 ('ω') 三 ( ε: ) 三 (. .) 三 。・*・:≡(    ε:) 頭を空っぽにして、どこかにあるかもしれないカフェのお話をお楽しみください(ง •̀ω•́)ง✧ 春瀬由衣 サイト訪問者の皆さまへ ブログランキング参加中です。下のリンクをぽちっと投票お願いします(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ 人気ブログランキング にほんブログ村

魔女の前世を持つ女子大生の復讐「Witch Of Psychopath」

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画像: Witch Of Psychopath/エブリスタ 〝暗黒の渦〟に囚われた弟子を助けに行く師弟愛が泣ける 今回ご紹介するのは、伝説の魔女エルフィナの生まれ変わりの女子大生の復讐譚です。 題名は 「Witch Of Psychopath」 大学進学後にヤリサーに捕まってしまい、来る日も来る日も性行為を強要される自堕落な生活を送っていた凛星という女性と、彼女を救う魔法使いの銀行員のお話です。 凛星は銀行員の三上に弟子入りし、魔法を覚えていきます。しかし、彼女の前世は強大な力を持った大魔女エルフィナでした。 エルフィナの残したとされる書物や、エルフィナの記憶を手に入れたい組織が凛星を狙うようになり、事態は深刻になっていきます。そしてとうとう凛星の復讐心が途方もなく膨れ上がり、ヤリサーのメンバーに次々と復讐をしていきます。そしてついに、強大な魔女エルフィナの魂が凛星の身体を乗っ取ってしまい……? ところで作中世界では、魔法使いは復讐などに心を奪われすぎると「暗黒の渦」に囚われてしまい心をなくしてしまいます。凛星ももまた、その渦に囚われてしまいました。そんな凛星を師匠である三上が決死の覚悟で救い出すシーンは圧巻です。師弟愛というのでしょうか? 途中残酷な描写も多くあり苦手な方は苦手かもしてませんが、これも好きな人には刺さる作品です!ぜひご覧ください\\٩( 'ω' )و /// 春瀬由衣 サイト訪問者の皆さまへ ブログランキング参加中です。下のリンクをぽちっと投票お願いします(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ 人気ブログランキング にほんブログ村

世のタブーに切り込む視点「化け物の消息」

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画像: 化け物の消息/エブリスタ 処女を食らう化け物を巡る女性たちの憎愛 今回ご紹介するのは、処女を食らう大蛇の姿の化け物と人々の関わりを、様々な時代を舞台に描く歴史ファンタジーです。 題名は 「化け物の消息」 処女を食らう化け物は古代から現代まで変わらず存在しているとされ、身体は固く銃弾も効かず、ターゲットになった女性を守るべく戦った男性たちは無残にも敗れ去り、 愛する人が化け物に食べられるのを見守るしかありません 。 一方、愛し合った二人のうちの、男性側が処女と信じていた女性が、なぜか化け物に食われなかったら……?  「喰われるも地獄、喰われぬも地獄」 という作者の狭山直人さんのキャッチコピーはまさに作品を表すにぴったりで、食われなかった女性たちの「処女ではなかった」という事実もまた彼女たちを苦しめます。 また、作者の視点は鋭く、 話題になった時事問題をいち早く取り入れる ことでも知られています。最近更新された章では、医科大学が女性と浪人生の点数を一律減点した問題を取り上げていました。 フィクションながら風刺のきいた作風には賛否両論あるとは思いますが、好きな人は好きに違いない! 毎回〝化け物の消息は、ようとして知れない〟で締まる 章の終わりに病みつきになります。 恐らく作者がなんらかの理由で筆を折ってしまうまで続くであろう短編連作です。 ぜひいまから読んでおくことをお勧めします! 春瀬由衣 サイト訪問者の皆さまへ ブログランキング参加中です。下のリンクをぽちっと投票お願いします(๑•̀ㅁ•́ฅ✧ 人気ブログランキング にほんブログ村